あしたは、皆既月食がみられるようです。

ご存知のように、皆既月食は、太陽と地球と月が一直線に並び、満月が地球の影に入る現象です。

前回は2017年とか2018年ぐらいだったと思います、食の始まりから皆既月食までを下記の画像のようにとらえることができました。

月が地球の影に、どんどん侵食されていくことがわかります。

最大の特徴は、皆既月食時には、月が赤色に変色する点です。一般的に「赤銅色」と呼ばれています。

次回の皆既月食は2033年とのことですので、この機会にぜひ写真におさめたいところです！

月食の始まりは、18時40分ごろからで、皆既月食となる時間は20時過ぎとのこと。

残念ながら、あしたは予定があって撮影できないのですが、皆さまにおかれましては、最高の写真が撮れることを望みます！

 

【カメラの設定について】

カメラの設定は、F値10.0前後、シャッタースピードは1/125秒以上で撮影するのがよいでしょう。
暗くなってからの撮影であることから、露出を明るめにしがちなのですが、月自体が明るい存在であるため、絞りを開きすぎたり、シャッタースピードを遅くしすぎたりすると、月が明るくなりすぎてしまい、月の特徴であるクレーターなどが写りません。

撮影時間はたっぷりあると思いますので、この機会にカメラ設定の特徴を、いろいろ試されてみるのも一興かとおもいます。
設定によって被写体がどのように変わるのかを習得できる被写体でもあるかとおもいます。

注目の天体ショーです。
ぜひ、撮影に挑戦してみてください。