360RealityAudioとは、ソニーの立体音響技術を活用した新しい音楽体験のことをいいます。
リスナーは全方位から音楽に包まれる臨場感を体験することができます。

先日、Onlineにて開催されました北米家電見本市「CES 2021」にて「360RealityAudioによるザラ・ラーソンの新曲スペシャルライブパフォーマンス」が配信されました。全方位から音楽に包まれる臨場感ある体験を、お持ちのヘッドホンと専用アプリから楽しむことができます。

こちらに詳細な情報がございます。

 

以下の4つのポイントが動画で紹介されています。

①360 Reality Audioとはなにか。

②ステレオとの比較視聴。

③音場を一人一人に最適化する方法。

④立体音響技術による新しい音楽の生成過程。

これらが紹介されています。

驚いたことは、音場を一人一人最適化する方法として、自分の耳の形状を写真で取り込み実現するという点です。
この方法をとれば、確かに、ひとりひとり異なる耳の形状に最適化された音場形成されるというのは感覚的にも伝わります。
アプリのダウンロードもこのサイトから可能です。

ただし、現在のところ対象機種が制限されているので注意が必要です。
以下、現時点における対象機種となります。

WH-1000XM4
WH-1000XM3
WI-1000XM2

WF-1000X
WF-1000XM3
WF－SP800N

WH-H910N
WH-H900N
WH-XB900N
WH-XB700

MDR-Z7M2
MDR-Z1R
IER-Z1R
IER-M7
IER-M9
MDR-1AM2

 

また、こうした立体音響コンテンツは始まったばかりで、素材がまだまだ少ないのが現状ですが、すでにAmazonでも商用配信が始まっている模様です。
ユーザー側の評価が高ければ、この形式が今後普及する可能性は高いとおもわれます。

この機会にぜひ、ご体感いただければと思います。