第4回は、省エネ性能をどのように見極めて商品を購入すればよいか、ということを考えます。

そのひとつの方法は、省エネ法で掲載を定められた「省エネラベル」を参考にするというものです。このラベルの見方が分かれば、省エネ性能の高い機器がどれかがわかるようになります。

 

「省エネ基準達成率」、まずこれが、100%を超えているかどうかをみます。「省エネ基準」とは、「トップランナー方式」という制度で決められるもので、各企業は、商品ごとに定められるこの数値をクリアすることを目指して商品開発を行います。100%を超えていれば緑色のマークで、これを下回った場合はオレンジ色のマークで表示されます。また、この数値が大きければ大きいほど、省エネ性能が高いことを意味します。

従って、商品を購入される場合は、緑色のマークのものを選ばれると省エネ性能を発揮してくれる、ということになります。また、この達成率が高ければ高いほど、省エネ効果を得られる、ということになります。

 

家電販売店などにいくと商品に貼付されているものがこちらのラベルです。

このラベルの特徴は、先ほどの省エネラベルを中心に据え、上側に「5つ星」、下側に「目安となる年間の電気料金」が記載されていることです。

星マークについては、数が多ければ多いほど省エネであることを表しています。数ある商品の中からどれが、省エネ性能が高いのか、星マークで表現することで見易くしています。また年間の目安電気料金も表示されていますので、具体的な光熱費の計算がしやすくなっています。

ただし、「省エネ性能の高い商品」はそれだけお値段も高額になります。

従って、そうした商品を導入する際は、スタンダード商品と比較して年間にどれほど光熱費がお得になり、その「省エネ商品」と「スタンダード商品」の金額差をその光熱費の差が埋めてくれるのか、など経済性の側面を計算してみる必要があります。概して、私たちの経験値からいくと、金額的にお得になる傾向は少ないように思われます。

ですが、省エネ性能の高い商品は、それだけ機能も豊富になっています。上記のような経済性の他に、その商品が持つ付加価値的側面がより豊かな生活環境をもたらしてくれることを考えると、省エネ性能の高い商品の方が、結果として「経済性もよく、また生活環境も快適してくれた」ということにもなります。

この場合重要となるのは、その商品が持つ機能が、はたして自分にどれほど合っているか、という点です。この点の説明をしっかり受けることが重要となるでしょう。したがって、ユーザー目線でしっかりと話しをしてくれる販売店と繋がることが必要となってくるでしょう。